


松本へ行くには昔も今も、東京からなら中央東線、大阪からなら中央西線の列車を利用する。1961年(昭和36年)10月のダイヤ改正で準急から格上げされた急行「ちくま」は同時に車輌も気動車化され、大阪−長野間を直行で結んだ。大阪を夜21:35に出発、名古屋から中央西線に入り、松本には翌朝5:44に到着する。6月末の信濃の空は木曽福島を出たあたりから白み始める。尚、新鋭キハ58系気動車で運行された当時の急行「ちくま」は807Dの大阪→長野が夜行で、808Dの長野→大阪は昼行で戻ってくるという少々過激な運用だった。 |