d2D8D3

1960.11. 西宮車庫 Photo by: T. Satomi

中島忠夫さんよりご教示頂きました。

  

 このころの電車は窓の区切りがなくて模型を作るときでもたとえば

 "d2D8D3"という理想的な窓配置が真っ黒で模型を作れないですね。

 窓配置はしごでせぅか。

  

言われてみればこういった窓配置標記は最近見かけないですね。

以前は「鉄道模型趣味」誌などでもこの表現が用いられていて、わかりやす

かったのですが。

私が毎日通勤で利用している京浜東北線の209系電車をこれで表現すると

"dD1D1D1D1"となってちょっとしまりませんね。

"d2D8D3"といえば私のふるさと阪急電車ではこの窓配置の車輌が

たくさん走っていたような気がします。

上は戦前の阪急電車を代表する900形の片運転台版の920形で、この

窓配置は戦後に至るまで踏襲されました。

下は南海電鉄和歌山軌道線の100形路面電車で、1925年(大正14年)梅鉢

鉄工所製の木製単車、"D8D"という実にシンプルな窓配置の車輌です。

昔の車輌は窓配置もシンプルだし、外形も基本的に箱形なので、鉄道模型

で自作しやすかったと思います。(里見)

1963.4. 関戸車庫 Photo by: T. Satomi