2000.3. 境港−馬場崎町間 664D Photo by: Tadao Nakajima

(木村洋文さん)

キハ37ですが、自分は大学でディーゼル機関の研究をしておりまして、

その関係からの推薦です。

この形式が登場するまで、DMH17シリーズを始めとして国鉄の気動車は

予備燃焼室式と呼ばれる方式を採用していました。舶用機関に比べて、

燃焼に与えられるスペースの少ない鉄道用機関において、当時の技術では

直噴式を採用することが出来ず、やむを得なかったわけですが、新潟鉄工

が舶用機関を転用して、この形式で直噴式を採用し、実績をあげると、

あっという間に近年の新型気動車は直噴式エンジンになってしまいました。

シンプルな機構で保守も容易、燃費も良く、始動性に優れるとなれば、

当たり前でしょうね。

ただ、予備燃焼室式特有の、あのカリカリ音(木村も結構好きですが)を

ローカル線のイメージにされているサウンド・ファンの方には、この推薦は

反対されてしまうかもしれませんね。