
島根県の宍道と広島県の備後落合と間を結ぶ全長81.9kmの木次線は福知山・伯備・播但・因美など数ある陰陽連絡線の中では最もローカル色の強い線区で、元は菰上鉄道として建設された宍道−木次間と鉄道省によって建設された備後落合−木次間とが連結して1937年(昭和12年)に全通している。備後落合から下久野にかけては中国山地の分水嶺を越えていくため最急勾配37‰の区間があり、また烏帽子山や三国山など1,000m級の山々が背後に控える出雲坂根にはスイッチバックがあって古くから鉄道ファンの名所となっていた。このコーナーでは掲示板の沖本幸雄さんの急行「ちどり」に関するご発言をきっかけとして中島忠夫さんよりお送りいただいた雄大な出雲坂根スイッチバックの写真をご紹介していきたい。(文責:里見) |