クモヤ22形

1967.8. 吹田第一機関区 Photo by: Tadao Nakajima

中島忠夫さん推薦

(写真提供:中島忠夫さん この写真は転載禁止です)

事業用車輌の中で忘れてはならないのが「牽引車」※。

昔の電車は大抵運転台が装備されていましたから、車庫での編成替えの

際も自走すれば済んだのですが、列車編成の長大化に伴って運転台のない

中間車が増えてきたため専用の牽引車が必要となってきました。

クモヤ22形は初の牽引車として17m級国電から改造された形式で、上の

クモヤ22 117はモハ30形のモハ30 128が1949年(昭和24年)に中間電車

化されてモハ10 010になっていたのを1966年(昭和41年)に国鉄浜松工場

にて改造したものです。

改造にあたっては両運転台化された他に乗務員扉後ろの窓がつぶされて

います。

また牽引車は構内入換の他に工場入場車の改造や試運転などにも使用

されるため新・旧両性能の電車と併結運転が可能な構造となっています。

年寄役員とも若手社員ともうまく話を合わせることが出来る中間管理職

といった趣でしょうか(里見)

※車両称号規定上は「牽引車」という呼称はなく「職用車」に含まれる。