門鉄デフC55形

1967.9. 筑前内野駅 Photo by: Tadao Nakajima

1961.3. 大分機関区 Photo by: Tadao Nakajima

(写真提供:中島忠夫さん この写真は転載禁止です)

木村洋文さん推薦

 

 名機として居住している土地柄(福岡県北九州市)から門鉄デフを

 装着しているカマを挙げたいと思います。

 ただ特定の形式を挙げるとすると、C55にするかC57にするか、

 悩みましたが、九州において最後の旅客運用機ということで、C55

 門デフ装着機にさせていただきます。
  

門鉄デフ(正式には小倉工場式デフ)は8620形・9600形・C11形・

C50形・C51形・C55形・C57形・C58形・D50形・D51形・D60形等、

門司鉄道管理局に所属したことのある大部分の機関車に装着されてファン

から絶大な人気を博しました。

どの機関車に門鉄デフが一番似合うかについては好みが分かれると思い

ますが、一般にボイラーの細い機関車によく似合い、太い機関車にはあまり

似合いませんでした。

人気という面ではやはりC55・C57形の門鉄デフに軍配が上がるのでしょう。

掲示板にて話題になったのを機に中島忠夫さんに無理にお願いして、C55形

門デフ機の写真を送っていただきました。

一番上のC55 46号機は1937年(昭和12年)川崎車輌製で、1962年(昭和37年)

10月に大分機関区から若松機関区に転属し、以後、筑豊本線の旅客列車牽引

に活躍しました。写真は冷水峠に挑むべく筑前内野駅を発車する迫力ある

シーンです。

その下のC55 51号機は1937年(昭和12年)汽車製造製で、1968年(昭和43年)

10月に宮崎機関区から転入してきたカマですが、筑豊本線での活躍はわずか

2年半で、1971年(昭和46年) 6月に廃車となりました。同じ門鉄デフでも46号機

と51号機とでは上下の幅にかなり違いがあるのがおわかりになるでしょう。

下のC55 57号機の写真は中島忠夫さんのご紹介で津山市在住の鉄道

写真家、牧野俊介さんより拝借したもの、同機も1937年(昭和12年)川崎車輌製

で、1960年(昭和35年)に若松機関区へ転入、11年以上在籍し筑豊本線の

C55形としては最も馴染みの深いカマとなりました。

C55形は全機62輌中、半数近くを占める27輌が門鉄デフを装備し、比率の

面でも最も門鉄デフが目立った形式です。(里見)

1972.7. 鹿児島機関区 Photo by: Shunsuke Makino

(写真提供:牧野俊介さん この写真は転載禁止です)