DD51形

1965.7. 奥中山−御堂間 Photo by: Tadao Nakajima
(写真提供:中島忠夫さん この写真は転載禁止です)
中島忠夫さん推薦
場所はD51形3重連で有名な東北本線の難所、奥中山−御堂間、列車は
第12列車上り急行「みちのく」、牽引するのはDD51形ディーゼル機関車の
3重連、舞台と役者が完全に揃いました。しかも3輌目にはなんとトップ・
ナンバーの試作形DD51 1号機が加わっています。
DD51形は1962年(昭和37年)に初の液体式幹線用ディーゼル機関車として
登場、エンジンはDD13形に搭載していたDMF31SB型の気筒数を倍に
したDML61S型を2機搭載、液体変速機はドイツのホイト・タイプをベースに
国産化したDW2型を装備、このふたつの装置の実用化がDD51型という
傑作機を生み出したといっても過言ではありません。そしてその1号機は
キャブのヒサシがない張り上げ屋根のようなスタイルで人目を引きました。
DD51形は2号機以降の量産形よりキャブにヒサシがつき、20号機より
エンジン出力が1000PSから1100PSにアップされたDML61Z型を搭載、
更に重連総括制御を備えた500番台機が登場するに至り、非電化区間に
おける動力近代化の旗手としての地位を確立しました。
下の写真は筑豊本線直方駅で12系客車による下り臨時急行「天草」の先頭
に立ったDD51 571号機。写真では遠くてよく見えませんが、最後尾には
冷水峠越えのためにもう1輌のDD51形が補機としてつながっています。
(里見)

1973.8. 直方駅 Photo by: J. Satomi

