1960.5. 永福町車庫 Photo by: Taro Satomi

気動車とパンタグラフ、グリーン車と両開扉、スラブ軌道と腕木式信号機、絶対

あってはいけないとまではいわないが、なかなかありえない組み合わせ。そして

貨車と前照燈。

京王電鉄に在籍したトフ161という事業用車は中央車掌室の前後に2器、立派

なヘッドライトを装備している。もちろん砂利運搬のための事業用車両であり、

時に推進運転による作業が行われたのであろうということで納得がいく装備で

あるが、やはりどこかに可笑し味を秘めた車輌だと思う。同車は1953年(昭和28

年)に国鉄からトム13413の払い下げを受けて協和製作所にて車掌室付に

改造された。その時点で前照等も取り付けられたのかどうかはわからない。

どうせここまでやるなら、ついでに運転台も付けてしまえばよかったのに、と

思ったら、1964年(昭和39年)には実際に運転台付に改造されてクトフ161と

なっていた。

●NO.1:阪神電鉄113 ●NO.2:阪神電鉄X-13 ●NO.3:岡山電気軌道100・300形 

●NO.4:オヤ30 4 ●NO.5:阪急電鉄201+251 ●NO.6:越後交通無蓋車 

●NO.7:D51 267・346号機 ●NO.8:38666・68658号機 ●NO.9:9608号機 

●NO.10:29639・29689号機 ●NO.11:尾小屋鉄道DC121 ●NO.12:阪急電鉄1554 

●NO.13:西武鉄道モハ401形 ●NO.14:身延線クハ66 ●NO.15:近江鉄道クハ1214 

 ●NO.16:京王帝都デハ2600形 ●NO.17:79667号機 ●NO.18:能勢電37・38号車 

 ●NO.19:前照燈付貨車トフ161