1977.8. 福島機関区 Photo by: J. Satomi

福島県はいわき市を中心とする浜通り地方、白河、郡山、福島を中心とする

中通り地方、会津若松を中心とする会津地方の3つの地域に分けることが

できるが、福島は中通り最大の都市として、そして仙台、盛岡に至る東北

本線と山形、秋田に至る奥羽本線の分岐点として発展を遂げてきた。

国鉄時代、ここには車輌基地として福島機関区と福島客貨車区とが置か

れ、東北本線用のED71・75、奥羽本線板谷峠越え用のED78・EF71と

いった交流電気機関車85輌と186輌の旧型客車が配置されていた。

東北新幹線開業以前の福島駅には東北本線と奥羽本線の特急・急行列車

がひっきりなしに往来し、旧型客車編成による普通列車の姿を見ることも

できた。更に福島交通の直流電車の発着駅でもある福島は、東北地方で

最も面白い鉄道スポットのひとつであったと思う。

当時の福島駅の活況ぶりを少しでも味わって頂けたらと思い、1977年夏

のある日の情景を35枚の画像にまとめてみた。