30日:通勤用気動車代表 国鉄キハ30形 

                                1973.8.後藤寺駅 Photo by: J.Satomi

1961年(昭和36年)は日本の気動車史上において輝ける年であり、

この年に特急用キハ82系、急行用キハ58系、通勤用キハ35系

と、鉄道車輌界における気動車の地位を不動のものにする3つの

シリーズが一挙にデビューしたのである。

キハ35系は大都市周辺の未電化区間の通勤列車用として登場、

キハ58・82系に比べるとその役割柄どちらかというと地味で

鉄道ファンにも不人気な車輌だったが、関西本線大阪口や千葉

地区などに大量に投入されて通勤輸送能力の向上に一役買った

だけでなく、翌1962年には両運転台付のキハ30形も登場し、

ローカル線にまで進出してきた。

私も蒸気機関車撮影時代にはしょっちゅう出くわし、その時は

カメラを向けることも稀だったが、その旧塗装、正面補強板なし

の姿は今はもう見ることが出来ない。


30日:郵便荷物車代表 国鉄スユニ30形 

                                1963.6.塩尻駅 Photo by: T.Satomi

荷物車や郵便車は、その役割上は決して派手とはいえない車種

だが、形態的には非常に変化があって面白く、又、急行列車の

最前後尾に連結されたりして目立つので、客車ファンには結構

人気の高い車種のひとつ。

スユニ30は、17m級鋼製客車オハ31系の郵便・荷物合造車と

して1927年(昭和2年)に登場、晩年の旧型客車の郵便・荷物車は

普通車から改造したものが多いが、スユニ30は当初から郵便・

荷物合造車として製造された。

尚、上の写真のスユニ30 20は、後に救援車スエ30 60と

なって最近まで生き残っていた。

※上の説明文作成にあたっては今泉さんの「自然と鉄道のページ」

 の中の「鋼製旧型客車の系譜」を参考にさせて頂きました。