1日:電動貨車代表 琴電デカ1形

(この写真は転載禁止です)
レトロ車輌日捲りカレンダーのトップを飾るのは石上さんより拝借した高松
琴平電鉄の電動貨車デカ1形。大手・地方私鉄の数ある電動貨車の中で、
これだけの珍品はそうはない。
電動貨車といえば外観シルエットはほとんど普通の電車と変わらない有蓋
タイプや、無蓋でもL形や、あくまで電車に近いものが多いのだが、この
デカ1形は、まさに「電気で動く貨車」といった面持ちのセンターキャブ車。
デカ1形は、工事用の砂利・木材等を運搬する目的で、1957年(昭和32年)に
自社今橋工場にて手持ちの電装品を無蓋貨車に装着して改造されたもの。
反対側の荷台には資材積降用のホイストが搭載されているのがわかる。
普段は仏生山工場に常駐し、入出場車の入換を主な仕事にしている。
1日:市電代表 京都N電N1形

1958.5.京都駅前 Photo by: T.Satomi
続いて登場するのは、京都N電のN1形。
N電のNはNarrowの頭文字で、狭軌(1,067mm)を意味する。
車輌は木造単車に2段屋根、オープンデッキ、シングルトロリーポールと、
レトロ車輌としての風格を充分過ぎるほど備えていた。
鉄道趣味が広く世間に認知されるようになった直接のきっかけは1970年代
のSLブームだったが、それより10年ほど前に、このN電は鉄道ファンの間
で大きな話題を呼び、多くの鉄道ファンが京都を訪れた。最後のN電、
北野線が廃止されたのは、1961年(昭和36年)のことであった。

