1962.10. 下落合駅 Photo by: T. Satomi

中途半端な車輌が多かったレトロ系西武電車の中で(失礼)、とりわけ中途

半端だったのがモハ451系列。1939年(昭和34年)より所沢工場にて製造開

始、スタイルは国電の革命児的存在だった101系新性能電車の影響を強く

受けて正面を非貫通とし連続した3枚窓を採用したが傾斜はしていない。

この正面窓は設計では1枚窓になるはずだったのが、試作段階で風圧で

割れてしまい3分割されることになった。西武初の両開き扉を採用、窓枠は

メタルサッシ、室内はデコラ板採用するなど徹底して国電101系を意識した

造りだが、まだ4扉を採用するには至らず20m車ながら3扉のまま、扉間

にはユニット窓が2つ並ぶことになった。それでもボディは随分と近代的に

なったものだが、駆動方式は相変わらず釣掛式で、台車は何とも古風な

TR14型を流用、「足下は見ないでね」と呟きながら走る新製車であった。

もっとも趣味的な観点から見た「中途半端な電車」も、経営的な観点から見

れば「過不足のない適当な電車」といえるかもしれない。101系以上にシン

プルな構造の車体は製造コストやメンテナンスの面で優れていたであろう

し、西武451系は絵に描くには最も簡単、ということは模型製作も易しい

電車ということになる。実は私個人としてもかなり好きな部類に入る電車で

はある。


以前の大画像

●NO.1:DD20 2号機 ●NO.2:D51 265号機 ●NO.3:紀州鉄道キハ40801 

●NO.4:C55 19号機 ●NO.5:新京阪デイ100 ●NO.6:ED75 501号機 

●NO.7:29608号機 ●NO.8:スハ32 286 ●NO.9:D52 355号機 

●NO.10:C58 316号機 ●NO.11:食堂車ナシ20 ●NO.12:京浜急行クハ156 

●NO.13:D51 362号機 ●NO.14:ED30 1号機 ●NO.15:北見機関区転車台 

●NO.16:弘南鉄道モハ2026 ●NO.17:東武鉄道モハ3210 ●NO.18:クモハ73 024 

●NO.19:D51 727号機 ●NO.20:スハネ30 50 ●NO.21:山陽電鉄200形 

●NO.22:京阪京津線20形 ●NO.23:C11 41号機 ●NO.24:西武鉄道クハ1311 

●NO.25:C58 33号機 ●NO.26:南海電鉄モハ2001系 ●NO.27:同和小坂鉄道DC1形 

●NO.28:C55 46号機 ●NO.29:C55 52号機 ●NO.30:京王帝都デハ1402 

●NO.31:近鉄モト2721+2722 ●NO.32:交直両用電車クハ401 

●NO.33:名古屋鉄道ク2132 ●NO.34:京阪電鉄1820 ●NO.35:横浜市電1001 

●NO.36:大阪地下鉄6000形 ●NO.37:ワフ21000形 ●NO.38:銀座4丁目交差点 

●NO.39:阪急電鉄672 ●NO.40:西鉄福岡市内線102 ●NO.41:名鉄モ301 

●NO.42:D61 4号機 ●NO.43:マハ29 73 ●NO.44:モハ70 121 

●NO.45:東武鉄道クハ360 ●NO.46:クモル23 050 ●NO.47:名鉄モ524 

●NO.48:モハ31 003 ●NO.49:クモハ12 001 ●NO.50:大井川鉄道クハ502

●NO.51:名鉄デニ2001 ●NO.52:阪急デト4001 ●NO.53:遠州鉄道モハ3 

●NO.54:南海電鉄デワ2001 ●NO.55:39635号機 ●NO.56:ED17 1号機 

●NO.57:京王帝都サハ2531 ●NO.58:クハ25 107 ●NO.59:トラ90000形 

●NO.60:クエ9421 ●NO.61:南海20001系 ●NO.62:C51 176号機 

●NO.63:京浜急行デハ230形 ●NO.64:クハ47とサハ48 ●NO.65:京阪電鉄1104

●NO.66:近鉄ク6509 ●NO.67:阪急1500 ●NO.68:D51とDF50 

●NO.69:ED75 791号機