

今月は地味系の大画像。昭和40〜50年代の貨物列車には必ずといってよいほど連結されていた木材チップ専用車。トラ90000形は木製の無蓋車トラ23000形やトラ35000形のあおり戸の上に金網を継ぎ足しただけの構造だが、金網の枠組みが緑色に塗られて地味系ながら貨物編成の中では意外に目立つ存在でもあった。製造初年は1964年(昭和39年)で、製造時期によって金網の形態にも微妙に変化があり、チップといえども奥が深い。積み荷は比重が軽い、いわゆるガサ物なので金網を設置することで積載容積を稼ぐ。床から金網上縁まで2.6mもあり、積載容積は45m3 にも達する。乾燥したチップなら問題はないが、雨に濡れると途端に比重が増し、重心が上がって危険な状態になるので、模型運転でも防水シートを被せることをお忘れなく。 |