1961.10. 上野駅 Photo by: T. Satomi

40年前の上野駅常磐線ホーム。

塗色こそ異なるがそこには今なお現役で活躍している401系電車の姿が

あった。

401系電車は常磐線の取手−勝田間交流電化開業に備えて1960年(昭和35年)

に登場した日本初の営業用交直両用電車である。交直両用電車とは今さら

ご説明するまでもなく、直流・交流両区間を走行できる電車であり、交流区間

では架線を流れる単相交流20,000Vを主変圧器で降圧した後、シリコン整流

器を通して主電動機に送るため、電動車の屋上には各種高圧機器が搭載され

ている。いうなれば「走る変電所」である。

401系電車の偉大さは日本初の交直両用電車というだけにとどまらない。

3扉セミクロスシート・2段窓という近郊形標準スタイルは直流電車の111系・

113系で有名なためにこちらが先だと思われがちだが、実は401系の方が2年

早くデビューしている。近郊型電車の元祖でもあるわけだ。

そしてその401系は今も登場時と同じ区間で走り続けている。東京の都心に

おいて40年間にわたり最前線で働き続けるというのは、これももの凄いこと

なのかしれない。

写真は低運転台の1次形車であるクハ401-10。


以前の大画像

●NO.1:DD20 2号機 ●NO.2:D51 265号機 ●NO.3:紀州鉄道キハ40801 

●NO.4:C55 19号機 ●NO.5:新京阪デイ100 ●NO.6:ED75 501号機 

●NO.7:29608号機 ●NO.8:スハ32 286 ●NO.9:D52 355号機 

●NO.10:C58 316号機 ●NO.11:食堂車ナシ20 ●NO.12:京浜急行クハ156 

●NO.13:D51 362号機 ●NO.14:ED30 1号機 ●NO.15:北見機関区転車台 

●NO.16:弘南鉄道モハ2026 ●NO.17:東武鉄道モハ3210 ●NO.18:クモハ73 024 

●NO.19:D51 727号機 ●NO.20:スハネ30 50 ●NO.21:山陽電鉄200形 

●NO.22:京阪京津線20形 ●NO.23:C11 41号機 ●NO.24:西武鉄道クハ1311 

●NO.25:C58 33号機 ●NO.26:南海電鉄モハ2001系 ●NO.27:同和小坂鉄道DC1形

●NO.28:C55 46号機 ●NO.29:C55 52号機 ●NO.30:京王帝都デハ1402

●NO.31:近鉄モト2721+2722