
1974.1. 倉吉駅 Photo by: J. Satomi
鈍行客車列車で出雲の国まで行ってみようと思い立ち、大阪5:38発、
出雲市19:33着の721福知山線経由山陰本線721列車に乗った。
途中、倉吉駅で駅蕎麦を食べようとホームに降り立ったらそこに倉吉線の
C11が鎮座していたのであわててカメラのシャッターを切った。
私は廃線跡研究家ではないが、しかし印象深い廃線跡というものはある。
倉吉線もそのひとつだ。倉吉線は明治末期の軽便鉄道建設ブームに
乗って1912年(明治45年)に倉吉軽便鉄道として開通、当初は岡山県の勝山
まで延びる計画だった。ちょうど50年後の1972年(昭和47年)には関金−山守
間が開通したが、時すでに遅く(遅すぎ!)典型的な赤字盲腸線として利用
客が減少する中、1985年(昭和60年)に廃線となった。
山陰本線倉吉駅はかつては上井駅と呼ばれていた。ここには倉吉線の列車
を担当する機関区が置かれ、後に機関車の配置はなくなったが、施設は
残されて米子機関区のC11がいつも駐泊していた。
上のC11 41号機は1933年(昭和8年)川崎車輌製の第2次型で、サイド
タンクの形状や、タンク下縁とキャブ下縁がツライチになっている等の点で
第3次型以降とは外観が異なっている。
以前の大画像
