

1961.11. 春日部駅 Photo by: T. Satomi
首都圏で今なお吊り掛け電車が走る線区のひとつとして知られている東武
鉄道野田線に、40年前は3210形が走っていた。
モハ3210形はかつては東武鉄道で最もポピュラーだった電車のひとつで、
1928年(昭和3年)に両運転台式電動車のデハ5形として日本車輌と汽車製造
にて44輌が製造された。44輌というと当時としては大量発注であり、戦前の
電車ファンは、東武といえばまずこの形式を思い浮かべたほどである。
間もなくデハ5形は片運転台化されてデハ7形となったが、後に再び片運転
台式に戻されている。
全長16,852mm、自重40.2tで、2輌の付随車を牽引できるよう強力な97kw/h
電動機4基を装備し、古豪と呼ぶにふさわしい重厚な面構えをしている。
ウェスチングハウス(Westing House)社製の大きなパンタグラフがとてもよく
目立っていた。
以前の大画像
