
1960.5. 京浜川崎駅 Photo by: T. Satomi
なんと表現すればよいのだろうか。
このユニークなスタイルを持つ電車は、京浜急行がまだポール電車時代だった
1924年(大正13年)に、初の半鋼製車として導入されたデ51形の晩年の姿である。
この電車の大きな特徴のひとつは前面の5枚窓。昔の電車の前面窓が1枚・
3枚・5枚と奇数枚の車輌が多いのは、路面電車時代に運転台が車体中央に
設けられていた名残りである。
横桟がやけに太く洗練されていないサイドビュー。酷い言い方で恐縮だが、
まるで下手くそなモデラーが自作した自由形模型電車をそのまま実物大に
したような。
このユニークな、しかし味わい深き京浜急行の名車デ51形は、晩年に電装
解除されてクハ140形となり、長く大師線に生き残っていた。
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