

1966.4.吹田第一機関区 Photo by: T. Satomi
国鉄最大・最強の蒸気機関車D52も、D51戦時形と同様、「戦争に勝つまで
数年もてばよい」という思想の基に、徹底した資材の節約と工数の低減が
図られて誕生した「戦争の落とし子」であったが、はからずも戦後は経済復興
輸送の主役として日本の大動脈で働き続けることになった。
その後、東海道・山陽本線の電化進捗によって、D52もどんどん西の方へと
追いやられていったが、大阪の吹田第一機関区には、依然数輌のD52が
残っていて、城東貨物線の重量貨物牽引機として活躍を続けていた。
D52 355号機は終戦の年、1945年(昭和20年) 1月31日に汽車製造にて落成、
以後、生涯をこの吹田の地で送った。
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