

1974.3.釧路客貨車区 Photo by: J. Satomi
スハ32は旧型客車の中で最も美しいシルエットを持つ車輌のひとつだと
言っても過言ではない。
均整の取れた丸屋根、ずらりと並んだ幅600mmの小さな窓。
自重が重く、室内は全て木製で出来ていたせいもありジョイント渡り音も非常
に沈んだまろやかな音で、そういう意味での乗り心地は最高だった。
スハ32は1929年(昭和4年)に特急用3等車スハ32600としてデビュー。
当初は二重屋根構造だったが、1932年(昭和7年)製からはスハ32800として
丸屋根構造に変更された。ちなみに上の写真は北海道用に二重窓を持つ
スハ32 286。
スハ32は晩年、北海道各地の他、東北本線や磐越西線などでその姿を見る
ことが出来た。
以前の大画像
