

1974.3.旭川機関区 Photo by: J. Satomi
国鉄の函館本線小樽−旭川間電化に先立って、1966年(昭和41年)に国鉄は
まず手稲−銭函間7.6kmの実験線を完成、電機機関車の走行試験を行うため
に専用のED75が製作された。
このED75は一般用のものと外観はそっくりだったが、電機機器はまったく
異なっており、他と区別するために501号機と名付けられた。
標準型のED75がタップ切換器と磁気増幅器による電圧・位相制御である
のに対し、この501号機ではSCRを用いて電圧・位相制御を同時に行い、
主回路の無接点化をはかっている。
その後、北海道標準用の交流電気機関車としては、2年後の1968年(昭和43年)
にED76の500番台が登場したため、結局ED75 501号機は北海道に
おける唯一のED75となってしまった。
弟分のED79が青函トンネルを抜けて北海道へ乗り込んできたのはそれから
22年後の1988年(昭和63年)、だがその時、このED75 501号機はすでに
仕業からはずされていた。
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