
1978.8.長岡機関区 Photo by: J. Satomi
DD20は、DD13が500PS級ディーゼルエンジンを2基搭載していたのに対し、
1000馬力級1基を搭載した方が、価格・重量・保守点検等すべての面で有利
になるに違いない、という発想から1963年(昭和38年)に1号機、1965年(昭和40年)
に2号機が製造された。
しかし同一形式とはいっても1号機は、丁度DD51形を包丁で半分に切った
ようなエンドキャブ・ボンネントスタイルであるのに対し、2号機はセミセンター
キャブスタイルであり、その他エンジン出力、台車形状等、1号機と2号機は
何から何まで異なっている。これがどうして同一形式なのかちょっと不思議だ。
DD20は新機軸を盛り込みすぎたため初期トラブルが頻発し、運転操作方法
が従来機とかなり異なっていたために現場の受けも芳しくなく、加えて軸重が
13.5tと重く丙線区への入線が不可能だったため、量産に移行することなく
2輌のみの試作に終わっている。
1・2号機は共に長岡機関区に所属し、冬期はDD53の後押用しとして除雪
作業に従事したりしていた。
私が長岡機関区を訪れ、事務所でDD20を撮影したい旨申し入れると、今
DD20はわかりにくい所にいるからと機関区の方がわざわざ稼動現場まで
案内していただいた。背後ではちょうど上越新幹線の工事が急ピッチで進め
られているところだった。
